1999年 フランクフルト(復路)


アテネから成田に向かう途中、ドイツのフランクフルトで乗り継いだ。
時間があいたので電車で市内に出ることにした。
 最終日滞在3時間 2月1日(月)

マイン川
気温−5℃。非常に寒い。
初日、川は見ていなかった。フランクフルトのことは何の知識もない私だが、川が見たくなった。
初日に行った教会を通り越して向こうに流れているはず・・・
とにかく寒かったし、道には雪がうっすら積もっていた。

 さぶーい・・・ひとりで見るマイン川、さぶっ!


満水状態のマイン川だった。
ライン川から分かれてフランクフルトではマイン川となって、下流に行けば美しく青きドナウ川になる。
いい眺めだった・・・来てよかった!

エッシェンマイヤー塔
時間つぶしに行ってみる。途中、ローマ時代の水道橋跡があった。
とりあえず、壊せないからそのままにしました、といった感じの一風景だった。

エッシェンマイヤー塔は円筒形の建物で、とんがり帽子の屋根がついている、食べてしまいたくなるような
カワイイ建物だった。

オペラ座
市内をグルッと一周する感じでオペラ座に着いた。
それこそ、時間も早いし(午前10時前)演奏会チケットも持ってない私が中に入れるはずもなく、外から眺め、
ハイおしまい。
ここにきて−5℃の寒さは頂点に達した!うー寒いっ!寒いのは苦手である。泣きたくなってきた・・・

 オペラ座。寒さも頂点に!(泣)


ホットワイン
商店にようやく照明が点きはじめた。どうにかして温まらないと泣きそうだった。
商店だけではなく、歩行者天国の商店街には露店が出ている。
泣きそうになるのを堪えて、読めないドイツ語を必死に理解しようとメニューを眺めていた。
「あるじゃん、フランクフルトにフランクフルト・・・」
それより私の興味を引いたのは‘ホットワイン’だった。赤と白がある。
温まるにはもってこいと思い‘赤ホットワイン’にした。

 ホットワイン?あったまる・・?


これがみごとに効いた!冷え切った体もたちまち復活!
そして、長いことポカポカ酔っ払い状態は空港に戻って機内に入るまでつづいた!
アルコールの力、ってすごい!やっぱりこの寒さを乗り切る術を現地では心得ているね!

空港に戻り自販機で父にドイツのタバコを買い、さらにフランクフルトのライターケースを購入。
そして最後のメールをだしました。酔っ払いの文字が踊っています。・・・こう書いてあります。


あったかーいワインを飲みました。
赤ワイン+レモンリキュール=レンジでチン!
あったまります。本日のフランクフルト気温−5℃!!
さっぶーい中MAIN川みて何にもない塔みて
旧オペラ座(ひとっこひとりいない)をみて−5℃の中ぷらついたもので、
このあったかーいワインは極楽です。
今回の旅行でも最後の最後にカメラの電池がきれました。
あーもうなんてことなの・・・

99.2.1.フランクフルトにて、tuzi。



1999年ホットワインで締めくくったフランクフルト完。



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vol.74